"ラブソング"


急に吐き出したくなったのは
余りにも愛しいからだ
喉が千切れるまで叫んでも
ここからじゃ届かない?

例えば明日目覚めたら
勢いで歩いて来た
手は離れ離れで
空虚な現実
だから眩しい日々
繰り返し愛してしまうんだ

見苦しいあたしを

止めないで止めないで
もう少しだけ笑えるから
止めないで止めないで
痛ましくても止めないで

あの安らぎの日々は
まるで悪いおとぎ話の様
イキカタ知らずに
呼吸をしていたあたしが
手に入れたかった過去

衝動静寂過ぎる様を
ただ見つめていた
身動きも出来ずに

せめて微笑み優しく貼り付けば
簡単に見えたのに

み付けた
鼓動 体温 匂い

決意の目の先の
その先の未来だけ見て
あなただって
消えてしまうんだ

永久に?

抱きしめて抱きしめて
夜が明ける前に何度でも
抱きしめて抱きしめて
抱きしめて祈ったって…

始まりの朝の想いは
静かで
終わり無い世界

「行かないで…。」

ある日無力さにうちのめされたとしても
響いてる
降り積もる雪の様
止められないの
全て包んで

蝶々を追いかける
愛しい影が正体の本能として
並べて奏でた
新しい唄を
あなたに一番に届けるよ

壊して壊して
ぶちまけた言葉が奇麗事じゃなくても
剥き出しのあたしが
ありふれた物でも
あなたが叩き壊して
今すぐに抱きしめて

抱きしめて抱きしめて
無邪気な振りで笑うから
抱きしめてそして離して
止まらないで



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